わたしたちが運営するThe Edible Park OTEMACHI by grow に、デンマーク建築家協会の皆さまが視察に来られました。
デンマークは農業大国として知られるほか、都心に住む人たちが小さな農地を所有し、週末農業を行うコロニーヘーヴ(kolonihaveve)と呼ばれる習慣が見られるアーバンファーミング先進国でもあります。
今回の視察では、日本におけるアーバンファーミング普及の現状と、当社の独自技術 次世代型アーバンファーミングプラントフォーム「grow」の取り組みを中心にご紹介させていただきました。
特に、コミュニティ型農園の運営障壁であるメンバーの主体性設計の部分についてはデンマークにおいても同様な課題を抱えているようで、「grow」独自の工夫として、AIotを活用した栽培ガイダンスやコミュニティメンバーとのコミュニケーション機能、地域通貨などと連携したインセンティブ付与などに取り組んでいる点については、大きな関心を寄せられていました。
また、屋上空間の設計や活用方法についてはデンマークでのお取組みを先方からご紹介いただくなど、当社としても学びになるお話を多くいただき、実りある時間となりました。
日本におけるアーバンファーミングの普及に向けて事業を加速させていきたいと決意を新たにする一日となりました。