プランティオ執行役員COOに高瀨一綺が就任

「たのしいグリーン・フード・インフラ」の構築を目指すプランティオ株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役 CEO:芹澤 孝悦、以下「プランティオ」)は、執行役員COOとして高瀨 一綺が就任したことをお知らせします。プランティオは今後も「持続可能な食と農をアグリテインメントな世界へ」というビジョンの実現を推進してまいります。

この度プランティオでは執行役員制を導入、高瀨 一綺さんに着任頂き、「たのしいグリーン・フード・インフラ」のさらなる社会実装を進めてまいりたいと考えています。

フレッシュでありながら農の分野における高い専門性と、事業推進における十分な経験と実績を持つ高瀬さんに執行役員COOとして参画していただくことにより、これまでプランティオとして培ったアセットを再構築し、ビジョンの実現へ向けて事業成長と組織進化を加速してまいります。


■新任執行役員について


氏名:高瀨 一綺(たかせ かずき)
新役職:執行役員 COO
略歴:
筑波大学・東京大学大学院にて農業経済学を専門とし、エチオピアに長期滞在しながら農業技術普及論を研究。新卒2期生として株式会社アグリメディアに入社。新規事業部、経営企画部を経て、史上最速最年少で主力事業「シェア畑」の事業部長に就任。事業戦略の改革とサービス拡充を通じて、大幅な解約抑制に成功。
2024年よりプランティオに参画し、事業部長に就任。事業戦略の再構築を行いながら業務改革を進め、3か月で農園事業の会員数を3倍に増加させるなどの成果を上げた。
2025年より同社 執行役員COOに就任。
プライベートでは、学術論文執筆や学会発表などの研究活動や林業の教育活動にも携わっている。



■コメント

執行役員 COO 高瀨 一綺

都市に生きる人々が “育てて食べる” 営みを日常に取り戻す – 私のこれまでの取り組みは、まさにそのような社会の実現を目指すものでした。私の役割は、プランティオが大切にしてきた理念、築き上げてきた価値、そして培われてきた信頼をしっかりと受け継ぎながら、事業の成長と組織の進化を推進することにあります。“育てて食べる” 体験を都市にデザインし、実装していくことで、プランティオが掲げる社会的意義と経済的価値の両立を実現していきたいと思います。

代表取締役 CEO 芹澤 孝悦

プランティオのある種行き過ぎた資本主義経済社会にアンチテーゼするフィロソフィーを実現するために、真逆となる行為である、現代の資本主義経済の中に於いて着実な経済合理性を伴う事業を構築をすることは極めて難しい取り組みであり、かつて誰も実現しきれていない壮大なチャレンジです。昨今では社会性と経済性を両立したインパクトIPOや、ソーシャルIPOという考え方がやっと出て来ましたが、そのような背景の中、いままでわたしも模索しながらいろいろと試行錯誤をして来ましたが、これまで培ったノウハウを統合し、より練り上げ、仕組み化し、企業価値へと変換するために、カルチャーフィット含め高いエグゼキュージョンを遂行できる高瀬さんに背中を預けたいと思っております。
CEOとしては引き続き未来を見据えたカルチャーの醸成と、より社会実装を加速させるための新規事業開発に専念致したいと考えております。とにかく”たのしい!”や”おもしろそう!”がすべての原動力ですので、いままで通り農と食を通じたたのしそうな事へのアンテナを張り、日本中を駆け巡りたいと思っております。



■わたしたちの目指す世界について

わたしたちは、屋上やベランダ、屋内など、都市のあらゆる場所で農に触れられる機会と場を創出するエコシステムを“grow”と総称し、2015年の創業以来未来を見据えて先行的に研究・開発してまいりました。創業当初から掲げてきたビジョンは、耕せる面積を増やし、それをICTで可視化・共有し、誰もが関われるプラットフォームとして農業を再民主化することです。これにより、1億2000万人すべてが農に参加できる社会を実現し、産業としての農業を改めて人々の手に取り戻すことを目指しています。そして、農と食の営みを通じて、その楽しさや発見を感じ、現代の価値観に即した多様な食文化が生まれる未来を「持続可能な食と農をアグリテインメントな世界へ」というビジョンに込めています。

言い換えると、わたしたちが目指すのは、農業に頼り切りになるのではなく、自らも安心・安全な農や食に関わる「たのしいグリーン・フード・インフラ」の構築です。育てることと食べることをつなぎ、江戸時代のように季節を感じる暮らしをデジタルテクノロジーで現代に再生します。こうした営みは新たなたのしさや発見を生み、コンテンツの源にもなります。近年、食糧安全保障の重要性が見直されるなか「コミュニティの力」に再び注目が集まっており、これまでプランティオが培ってきたアセットや知見を活かし、社会実装をより強力に推進する時が来ています。

わたしたちは今後も経営体制の強化を図り、持続的な成長と企業価値の向上を目指してまいります。

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